世界
気がつけばふんわり始めたこの日記ももう1年経ったという驚き。
そもそも書き始めたきっかけというのは、
「何かを始めることで、なんか変わるきっかけになるかもしれない」
…っていうものだったのだけど、この1年間の進んでなさっぷりといったらすごい。
そんなこんなで先日、眞鍋〇をりの本を読みました。
アメト一クで、
「スケジュールと予算と価値観の合う友だちってほとんどいなくない?」
というキラーフレーズを宣った彼女。
今の若い子は知らないかもしれないけれど、「ブ口グの女王」といったら彼女が先駆けで、ワードチョイスの妙は流石といったところなのです。
(麻婆豆腐を飲み物と宣ったり、流しそうめんにウインナー浮かべる女たちだけじゃないんですよ、ええ。)
本を読み、改めて魅力を認識しました。
わりと突然本は終わるので、あれ?という感じもあるのですが。
・・・ちょっと行動して、飛行機に何時間か揺られたら違う国に着けちゃう。
海外に行って景色や文化や、人、その他もろもろに触れることで、今いる場所も引いた見方が出来て気持ちも楽になる・・・
といった趣旨にとても共感しました。
それと同時に、私は同じような事を東京に対して抱いているように感じました。
東京の彼女は世界にそれを求め、地方都市の私は東京にそれを求める…
もしかしたら自分は、彼女よりももっともっと小さい世界の中で、狭い狭い了見で物事を辛くしんどく考えているんじゃないか、という気づきにハッとする思いでした。
最近もう一つハッとしたこと。
あの福◯蒼汰に言われたんです。
「仕事やめる以上に難しいことって、何?」
って。映画で。
今迄の人生、悩んでない時なんて無かったけど、自分の力とは関係ないライフイベント(進学・就職)に後押しされて進めることが多かった。
20代後半になり、公私ともに安定し始め「自分」というものが強固になってきたような気がします。
そんな中こうして行き詰まりを感じているのは、狭く固くなった考え方と選択肢の中で「進もう、進もう…」と焦っているからなのかもしれない。
それならば今は、進む先や身の振り方を考えるよりも、考え方や視野を広げる機会を持つことが大事な気がしてきました。
「人生観が変わる(失笑)」と斜に構えずに、違う国へ出て、違う経験をして、今いる場所を少し引きで捉えてみたい。
そうする事で見えなかった事柄に気づけるかもしれない。
就職祝いを使って取った10年のパスポート、まだ真っさら。
今年こそは…!!