ただのにっき

ライハのブログ

お引っ越しの記録(未知から既知へ)

 

先日書いたとおり、重い腰を上げてようやく引っ越しをして、ドラム式洗濯機を手に入れた私。

引っ越しの動機は、それ以外にもあって。

 

私、親の転勤などを含めると、同じところに長く住んだことがあまり無いんです。

だから引越による環境変化というものについては、色んなことをリセットできるようでそこまで抵抗はないんです。

でも、「ひとりで純粋にやる引越」ってしたことがなかった。

 

子供の頃はもちろん親がやってくれたし、親元を離れる時は新しく買うものがほとんどで、持っていくものってほとんどないじゃないですか。

そして就職で北海道へ戻るときは、奇しくも上の階の水道管破裂が起こって大物家具が全滅したのと、母のハイパー手際のいい梱包ヘルプで、なんとか戻ってこられたんです。(全滅した家具は保険が下りたので、結果的に得した部分もありました)

だから、今ある生活用品や基盤を、そっくりそのまま次のところへ持っていく、という事をしたことがなかった。

 

私だけじゃないと思いますが、人間って既知の事象には強いけど、未知の事をやるのって結構しんどいじゃないですか。

でも長く生きていれば「引越」という行為は遅かれ早かれ経験することになるし、何より住環境を変えたい、という心からの動機があった。

だから、何とか今のうちに「引越とはこういうものぞ」という既知を自分の中に作っておきたかった。

 

で、私はどうしたかと言いますと、端的に申しますと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金にモノを言わせました。(笑)

 

梱包から荷解きまで、全て業者さんにやっていただくプランにいたしました。

…いや、仕事が忙しかったというのもあるんです。でも、やったことがないんだもの、お手本を見せてもらって、今後の参考にさせてもらおうって。

 

結果として、お任せプランは大正解。

なぜなら、梱包は任せると言っても、引越という行為には、それ以外にもやることが沢山あったからです。

 

私がやったことは、主に下の3つ。

①家やライフラインの手続き

②不要物の処分

③生活用品の買い足し・買い替え

 

①については、引越業者やネットでもやることをまとめてくれているので、項目は多かったけど、ある程度は大丈夫。

③も引越後すぐに使うもの以外は、落ち着いてから着手すればいい。

今回問題だったのは、②不要物の処分。

要る要らないの判断に思考を使うし、即決して捨てられるものでも、8年間溜め込んだものが出てくる出てくる。

そんでもって、その捨て方もその材質や大きさによって方法が違うし、自治体によっても変わってくる。

粗大ゴミの出し方すらも知らなかったし、電話は休みの日は繋がらないところも多いし、その辺での気苦労が本当に多かった。

単純な可燃ごみですら、私の住んでる街の指定ゴミ袋の最大サイズで20個くらい捨てた。我ながら頑張ったと思う。

 

そして引越業者さんの手際の良さには本当に感動した。

専用の道具があるとはいえ、あんな少人数でごちゃごちゃした生活用品たちを数時間で運び出してしまうなんて。

すっからかんになった部屋に残された私は、「畳の色がそこだけ若いわ〜♪」なんて歌いながら床掃除するくらいで良かった。

そして新居では、うず高く段ボールが運びこまれたと思ったら、そこからほんのちょっとの時間で棚に本や食器が並べられ、気づいたら私はベッドにゴロンと一息ついていた。

 

今の部屋は結構満足している。

でも日当たりの悪さだけがどうしても辛くて、いつかはまた引っ越すだろうな、という予感もある。

流石に今回の引越しのように、捨てるものがとんでもない量になることはないと思うので、この次は、自分でちゃんと引越できるんじゃないかな、なんて思っていたりする。

あ、でも仕事が忙しかったら、お任せしても仕方ないよね?しょうがないもんね?!それは、私のせいじゃないもんね?!!(保険)