人生が(を)変わ(え)る
先日ふらっと立ち寄った本屋のPOPに、
「これを読めば人生が変わる・・・云々」と書いてあった。
「・・・人生が変わる・・・」
そうつぶやく。
本1冊読んだだけで皆の人生変わってたら、世の中大変なことになっちゃう。
そもそも「変わる」って受動的に思える。
人生が変わる人というのは、強い意志をもって主体的に変えているはず………
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話は変わるけど、ここ数日、心の奥底からの本音で「お金が欲しい」と思っていた。
何故ならば、ちょっとしたトラブルがあって。
お金がなくても解決手段はある。けれどもお金なしで解決するには相当な時間と心労を要してしまう。そしてそれは正しいのだろうか。
どこかで目にして、少し感銘を受けた言葉がある。
「お金で解決できる問題なら、お金で解決することも立派な選択肢の一つ」・・・みたいな。
だから切実にお金が欲しくなった。
「人生が変わってほしい」と願って宝くじまで買ったりして。
でも結局、「あーあ、良くも悪くも人生変わらなかった・・・」と当選番号を眺めていた。
テレビやネットで見かける争い事や凄惨な事件も、きっとお金さえあれば避けられたんだろうな、と思うことがよくある。
お金さえあれば。
お金さえあれば、人生が変わるのに。
歩もうとしてる人生と、なんとなく描く贅沢な人生とが離れ過ぎている。
とても「人生を変える」ことは出来そうになく思う。
だから今は「人生が変わる」に縋り付いてばかりいる。
叶うことなら、私は人生を変えたい。