う○ことおんなじ?
昔なにかの本で、バベルの図書館について読んだことがある。
その図書館には、ありとあらゆる文字の羅列の本があって、そこに存在しない本はないのだという。
これから読みたいと思っている「コンビニ人間」も、子どもの頃読んだ「緋色の研究」も、まだ生まれていない話すらもそこには既に存在している。
…とまあ、空想力が広がる話だけれど、
こうして日記を書いていると、自分の凡庸さを思い知らされる。
ユニークな視点や面白い文句、気の利いたジョークなんて中々思いつかない。
私レベルが思いつく事柄なんて、大抵は誰かが先に見つけていたり、ひどくちんけでつまらないもの。
ボキャブラリーも同様で、日常的につかう平易な言葉ならば、組み合わせにも限界があって、確率論で言えば、自分で思いついたような事も、誰かが一語一句同じこと言っていたとしてもおかしくないわけで。
バベルの図書館とまではいかなくても、言っていることは月並みだなあと。
それでもなお、アウトプットせずにはいられなくて。
外に出して拙いなりに月並みでも表現する事で、消化したり、圧縮したり出来るような気がする。
そうやって好き勝手自己表現するのはすごく楽しい事だけど、アウトプットばかりしてると、スッカラカンになって出すものが無くなる。
代わりに新しい物を受け容れるスペースが出来る。
だから新しい物を求めるんだろうなあ。
あれ?
これってうnこと同じ?