お金がない(ズボラ向け金銭管理術)
こんばんは。
表題どおり、何のひねりもなく、「お金がない」という話をします。
予兆
しばらく生活が荒んでいた事と、旅行で気が大きくなっていたことから、
久しい間どんぶり勘定で生活していました。
「ちょっとだるい」というだけで外食や店屋物で済ましたり、数千円程度のちょこちょこした買い物をクレカで切るようなことを何度も何度も・・・・
自覚
本当に忘れっぽいので、ここ数ヶ月「買いたいもの」「したいこと」「やること」をジャンル分けしてノートに書き留めてるのを習慣にしていました。
その「買いたいもの」リストに急きょ飛び込んできたものがあったのです。
それは「マイカー」。
同じ地元に住んでいる人から見たら逆に驚かれるかもしれないけど、就職してから数年来、自家用車なしで生活してきたんですよね。
何よりお金がなかったというのもあるし、不便だけど無くてもなんとかなる所だったのです。
だけどこの寒空を震えながら歩くみじめさや、知らぬ間に運転席からその姿を目撃されることに嫌気がさしてきました。
そして少しずつ少しずつ、マイカー願望が大きくなり、ついに中古車情報誌を読んだり、お金の計算しなくちゃ・・・と思い始めたわけです。
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え?
なんでこんなに少ないの?
え?どうして・・・?
思い描いていたビジョンは、儚くも夢と散りました。
今の家計だと新たに車に割くお金が全く足りなかったのです。
ましてやついでに考えていたスポーツジムの月謝さえも捻出できないくらいカツカツ。
いや、それ以上に、手を付けちゃいけないラインの金額を下回る預金残高になっていたことがショックでショックで。
直面
計画を立ててる最中はとても楽しいものです。
それを実行するときも同様。
ただ、立てた計画がどうやったって実現不可能と分かってしまったら凹み具合も半端ない訳です。
ここしばらくの己の生活は、「後先考えなければ出来る、贅沢な暮らし」であって、それ以上の贅沢はより高給職に転職しないと出来ないものだったんだと思い知らされました。
これからはもっと慎ましく、生活水準とそのコストはこれ以上高めない。
大きな買い物は、ある程度年収が上がってから・・・
「働いているからといって何でも買える訳じゃないし、贅沢三昧は出来ない」ということを、気が大きくなりすぎてすっかり忘れていました。
急に現実を突きつけられた気分。
管理
これまでも常々、自己管理能力に問題があることを書いてきましたけど、
例えどんなにズボラでだらしがなくても、お金を管理できなければ下手したら路頭に迷います。
学生時代もその危険性は自覚していたけど、自分で稼ぐようになって、クレカを気前よく使うようになって、ズボラにとってはより複雑で難しい管理を求められるようになった気がします。
だからクレカはなるべく使わずに、昔からやってた「封筒式管理」でお金を管理していこうかなあと思います。
封筒式管理
「封筒式管理」とは、月初めにお金をいくつかの封筒に全部振り分けて、その中でやりくりするというもの。
お金が入ればジップロックでもなんでもいいです。
振り分け方は、2種類あって、
・日数で分ける(第1週分、第2週分・・・等)
・項目ごとで分ける(食費、交際費、日用品費・・・等)
その両方を組み合わせても全然OK。
自分の場合は、1か月分を項目ごとに分けて、予め決めておいた額を入れていきます。
項目はこんな感じ。
・食費(平日朝晩・休日)
・昼食代(平日用)
・外食代(交際費)
・日用品費(洗剤やティッシュ等の非食品)
・交通費
・被服・散髪代
・娯楽費
手順はこんな感じ。
①給料日に全部の封筒の合計額を下ろす。
②各封筒へお金を振り分ける。
③財布の中身が減るごとに、使った項目の封筒からお財布へ補充。
④もしもクレカを使った時は、お財布ではなく通帳へ戻す。
⑤足りなくなった封筒があれば、余裕のある封筒からお金を移動させる。
⑥次の給料日までお金は絶対おろさない。
家計簿を細かくつけるよりは、お財布にお金を補充するときに、何に使ったかざっくり思い出して、トータルの費用で月の支出を抑え込むので、ズボラにとってはすごく楽なのです。
少し面倒だけど、一番最初に、食費は〇〇円、日用品は××円と、自分に合った金額を決めることが何より重要です。
そして
自分にはこのざっくりとしたお金の使い方が合ってるみたいで、なんとか月末に帳尻あわせが出来ています。
だけど、何故こんなにお金が足りないか、その1番の原因は
「え?!私の食費、高すぎ…?!」
状態なことなのだと。
もう少しコストもウエストも削っていかないとなあと考える今日この頃です。