イケメンとモテ筋、またはその他について
具体的にここそこ、と言うと辛くなるから考えないようにしているけど、
自分が容姿に秀でていないことは理解しているつもり。
その中でも持っているものや、嫌いじゃないもの、伸び代のあるものはある訳で、そんな「自分の見せ方」を理解しておきたいと日頃から願っている。
ただ、「なりたい自分」というものと現況が余りに離れていて、そもそもそれがたどり着ける軸に存在しているのかすら分からないなあって思う。
おそらく世の中には、3つの軸が存在していて、
①イケメン、
②モテ筋、
③その他(お察しください)
なのだと思う。
3つの軸のうち、①は他と交わることはなくて、
飛び道具的に移動することってほとんど無いに等しい。
こればっかりはどうしようもないと感じた時、更には自分が容姿に秀でた者ではないという気づきを得た時、相応に傷ついた私がいた。
だって人間の欲は果てしないから、①の世界まで行きたいじゃない…
だけど、③から②へ行くことは、難しいけれど不可能ではない。
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今回の旅で、自分の中で東京は完全に「遊びに行くところ」になった気がする。
まだうまく整理できていないけど、東京にいると自分を見失ってしまいそう、と感じた。
私はこのルックスでいいんだと思っていても、
圧倒的な人口を前にして、吠えても見向きもされず、誰からも目に触れられなかったり、「あ、自分ってこのままじゃダメなんだ」という気持ちを痛いほど感じた。
本当のところを言うと目立ちたくない。
でも目立たないと視界に入れてすらもらえない。
そしてそんな器量はないと感じる。
天賦のずば抜けた容姿・・・なし
人との会話を楽しんで且つ相手も楽しませるスキル・・・なし
そういう意味では、筋肉は嘘をつかない。
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筋肉は素直。
筋肉はほぼ誰にも平等。
結果はかならず返ってくる。
ほぼ誰しもが均等に手に入れることの出来るもの。
もはや私がすがるところは筋肉しかないのだ。
たとえ金太郎飴とか紋切り型とか言われても、ジムに行って身体を鍛えて筋肉をつけて髪を短くしたら自分だって相応に仕上がる……はず。
筋肉、筋肉、筋肉…
ああ、筋肉が欲しい。。
2016/6/19-9/27