平成生まれが平成生まれに伝える昭和ソング
前回の日記を書いていたら、同年代の昭和ソング好きが近くに少ない・・・
という悩ましい事態も気になってきたので、昭和ソングを布教していこうと思います。
ちなみに前回の日記。
はじめに
最初は「昭和歌謡」と銘打っていこう、と思ったのだけど、
そもそも「歌謡曲」ってどの範疇までを言うのか分からなくて、
野暮なツッコミをうけないように、「昭和ソング」としました。
さーて、温故知新タイムです。
紹介といろいろ
まず1曲目は、カラオケの十八番、「迷い道」。
---- まるで喜劇じゃないの 一人でいい気になって
冷めかけたあの人に 意地を張ってたなんて ----
かもめが翔んだ日も彼女の代表曲ですが、こちらもインパクトと破壊力は抜群です。
バーで歌ってたら、モテないよね、きっと。
2曲目はちあき なおみの「夜へ急ぐ人」。
------ カンカン照りの昼は怖い 正体現す夜も怖い ----
ドラマ性のある歌詞と、舞台で歌う姿が目に浮かぶ「喝采」も大好きですが、こんな風に憑依に近いくらい、歌に力を込められるところが、すごく惹かれます。
続いて研 ナオコ「あばよ」。
---- 泣かないで泣かないで 私の恋心
あの人はあの人は お前に似合わない ----
先日ちょっとした失恋をしたときに、街を歩きながらこの曲を大音量で聴いて感傷にひたってました(笑)
彼女は本当に陰のある曲が似合う。そしてなんか美人。
そう、あの人は私には似合わなかったの、うん・・・・
「圭子の夢は夜開く」。
---- 十五 十六 十七と 私の人生暗かった
過去はどんなに暗くとも 夢は夜開く ----
アニメ「さすらいの 太陽」第1話でも流れていましたが、
戦後すぐの路地裏のような、この曲がまとう雰囲気がとても好き。
意外に男でもギリギリ原曲のキーで歌えるこの名曲。
いつか高校の同窓会で歌って、周囲をドン引きさせたいと考えています。
山口 百恵「プレイバックPart 1」
「バカにしないでよ そっちのせいよ」で有名なPart2の他にも、1があるのです。
自分がカラオケで気持ちよく歌えるのは、Part1かなって。
「・・・聞いてね」「プレイバックしたいの・・・」のセリフはばっちりおさえています。
テ レサ・テン「愛人」
---- あなたが好きだからそれでいいのよ たとえ街を一緒に歩けなくても
この部屋にいつも帰ってくれたら 私は待つ身の女でいいの ----
今年は不倫の話題が多く聞かれましたけど、彼女が歌うと何か本当に綺麗におさまる。
「忍ぶ女の美しさ」的なものが光ってしまうのが、道徳的に困っちゃいます。
「人形の家」
---- 埃にまみれた人形みたい 愛されて捨てられて 忘れられた
部屋の片隅 -----
近年のビジュアルについて色々言われることも多い彼女ですが、こちらの曲をリリースした当時の艶やかな歌声、それより前の1960年代前半「ヴァケーション」の超ソウルフルボイスなど、本当に素晴らしい歌声を吹き込んでくれています。
「テネシーワルツ」を日本語と英語のちゃんぽんで歌った事で有名ですし、テネシーワルツはパティ・ペイジのバージョンも大好き。
だけど今回は「カモナマイハウス」を。昭和の日本人の英語の発音っぽいところが逆に新鮮。
和田 アキ子「天使になれない」「夜明けの夢」「コーラスガール」
アッコさんの曲というと「ハッ!」とか鐘を鳴らしたりとかが超メジャーですが、
上記3曲の方がチャートアクションとしては好成績だったみたいなんです。
知らない・・・って方が大半だと思いますが、本当にキャッチーで素敵な曲たちです。
ぜひ聞いてみてほしいです。
---- とてもそれは出来ないわ 愛はあまりにも私を傷つけた
とても天使になれないわ 泣いて泣き疲れて眠るまで ----
さて、いかがでしたでしょうか。
やはり平成になって30年弱経った今でも、こうして残る昭和の名曲たちは、
本当に素晴らしいと思います。
気づいたら不幸な歌が多くなったのはご愛嬌。
ああ、幸せを掴みたい。