アホウドリは助走が長い
先日、この記事を書きました。
一通り、思った事、思っている事は書けたけれど、
どうも終わり際が散開してしまったので、
一つだけ、自分が漠然と考えていることを記しておきます。
幼いころは、なりたいものが具体的だったのに、なりたいものがどんどんと抽象的になっているような気がします。
幼稚園児では「くるまやさん」、小学生は「ハーバ一ド大学卒業」、中学生では「コッカコームイン」、今は「鳥」になりたい。
「 こんなにもこんなにも 空が恋しい 」
我ながら、「病んでらっしゃる(笑)」と自嘲的になりますが、
ただ単純に、もっと自由になりたいだけで。
今、自分はどこに居たいのか。
地元は嫌なのか、東京じゃないとダメなのか。
それについて具体的に書いていませんでした。
お答えします。
「どちらでもない」 です。
ゲイで良かったと思うことは、日常生活圏の中では接点がなかったであろう人たちを知ったり、話せたりすることです。
そんな中で出会った「カッコイイ大人」の方々を見て、彼らは自身の居場所を切り開いたり、あらゆる場所を自在に飛び回っているような印象を抱くのです。
「 自由に飛び回ることなど 忘れてた女に愛くれた男(ひと) 」
住む場所を選べる人。
居る場所の環境を変えていける人。
住む場所にとらわれない人。
世の中にはそういう人たちが居て、ただ、今の自分はそのどれでもない。
日々の生活でも十分すぎるほど有り難いけど、なんかこうもっと、自由になりたい。
出来ることなら、自分は地元も東京も好きだから、飛び回ることが出来る人になりたい。どうしたらそういう風になれるかなって考えています。
強欲ですよね(笑)
20代も終盤になって今更このレベルのことを考えているなんて、バカだなあ、ガキだなあ、阿保だなあ、と思いながらも。
今はそれを準備する期間。