いい加減"アウトなプロフィール"のハウトゥーが出来ても良い気がする
みなさんご機嫌麗しゅうございます。
自己紹介、という行為は古今東西あらゆる形で行われてきたけれど、
私たちが生まれ育ってきた中でも、あらゆる変容がなされてきましたね。
古くは公衆トイレの個室にひっそりと書き込んだ人もいるでしょうし、
雑誌のペンパル募集に投稿した人もいるでしょう。
どこかの掲示板に匿名で書き込んだ人もいるでしょうし、
今もこうしてSNSやアプリでツラツラと書き連ねております。
(公衆トイレより古いものは存じません。悪しからず。)
この、SNSやアプリが我々の生活に馴染んでからも相当月日が経ったわけですが、
「うわぁ、これ地雷だろ・・・」
と思うようなプロフィールの蓄積ってかなりの量になるんじゃないでしょうか。
そこで今日は、ひとまず私的アウトなことを書いてみますね。
これだけ月日が経ったのです。これからSNSデビューするような若い子たちが、初っ端で取り返しも巻き返しも出来ないような失敗だけはしないような一助になれば良いですし。
CASE1 嘆き系
友だちボシュー!
H〇でDK2です!
嘘つく人は嫌いです。心当たりある人はBACKプリーズ!!(#^ω^)
こっちの人とちゃんとした出会いって無理なのかな・・・
そろそろアプリ消そっかな。。
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割と10代や若い子に多い気がするこのパターン。これもさとり世代の産物なのでしょうかね。
確かに犬も歩けば棒に当たる、変な人も世の中いるでしょう。
だけど考えてみて。
こういう嘆き系の文章って、裏を返せば
「私はあからさまな嘘も見抜けず、変な人にばっかり会ってる、人を見る目がない人間です。」
って言ってるようなもんだからね。それが事実かどうかは別として。
あなたが見てもらいたい人は、「嘘をつかない、ちゃんとした人」なんでしょう?
そういう人に見せるのは愚痴なんかよりも、もっと良いところを見せていこうよ、っておじさんは思うんです。
CASE2 キライキライ系
家と職場とジムを行き来する毎日。
趣味合う人いないかなー。
・好き♡
筋肉、イケメン、犬、ビール、H(笑)
・嫌い💢
デブ、ハゲ、年が離れすぎてる人、服装に気を遣ってない人、口が臭い人、嘘つく人、時間にルーズな人、金遣いが荒い人、束縛する人、重い人、たばこ、猫、虫・・・・・・・・・・・・・・
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年齢問わず結構多いのが、「嫌いなもの」をやたら書く人。
30代でこれをやってる人を見ると、「あっ・・・・(察し」ってなる気がします。
人間誰だって好きなものがあれば、嫌いなものもあります。
人の見た目も好みがあるのはもちろんです。
ただ、わざわざ嫌いなものを書き連ねるのって、自己本位に見えすぎちゃうと思うんです。
「これは嫌い」「これも嫌い」、「だからあなたは私と適合しません」、以上。
みたいな。
CASE 3 自意識スパーク女子系
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人間には、人生を失敗する権利がある------------------- 映画「アメリ」より
住んでいるところ:都会の片隅
趣味:カフェ巡り、アロマキャンドル集め
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これはアウトというより、ごくたまに見かける装飾過多なやつ。
明らかに演出に演出を重ねている感じが、その人の「ヒトトナリ」が掴みかねる感じ。
逆にこれが全部本当だったなら、ハイソ過ぎて私には釣り合わない・・・
個人的にオシャレ演出は1つくらいにしておいた方が、本当っぽくてオシャレだと思うんです。
もしくは絶妙に1つハズしてくるか。
「好きな食べ物:ヨッちゃんイカ」とか書いてあったら仲良くなれそう感出てきますし。
さいごに
「良いプロフィールを書ける人は、自己演出が上手い人だ」-------ライハ
ということで、自分が「アウト」と感じるのは、「人が見ている」という意識が希薄なものなのかもしれない。
「人が見ている」という意識があれば、「見せたい自分」というものを考えられるだろうし、個人情報がダダ漏れになるような投稿だって回避できると思うのです。
若い子は特にほんと、SNSの使い方はきちんと学んでね…
こうして3パターン書いてみたけど、こうして一人でケータイに向かって書いていると、意外にパターンが出てこない。
人と話したほうが絶対に面白い「あるある」が見つかりそうですねえ。
「偉そうにお前は何様なんだ」と思われる方もいらっしゃると思います。
だけどさっき数えてみたら、もうかれこれ5年以上、お付き合いした人がいない状態なんですよね、私。
だからまあ、モテない自意識過剰な奴が(金曜日の夜に)シコシコ書いた話だと水に流してくれたらいいんじゃないかなあって思いますよ、ええ。