人生経験としてのアイドルライブ①
先日、人生で初めてアイドルのライブという物に行ってきた。
俗に言う「こっちの人」は、アイドル好きが多いから、そんなに珍しい事では無いけれど、それでも行ったことが無い人も相応にいるでしょう。
ただ、私にとっては、アイドルのライブに行くなんて、これまでの人生では想像もしていなかった事柄。
だから、初めて行った人間の視点にはどう映ったのかを、綴っておこうと思う。
ライハの知らない、アイドルライブの世界、とな。
きっかけ
きゃぴきゃぴした口パク歌手は嫌い。
ディーヴァ系の歌手が大好物!!
CDの売り方が気に入らない!
…と思っていたのに、ある時みたユーチューブのPVにハマり、そこから遡ったり派生ユニットも手を伸ばしたりしながら徐々にハマっていったのである。
割と頑なだったはずの自分の変化のワケは、
1.頑なさが緩和した
2.成長する過程を見るのが楽しくなった
3.アイドル声も、曲によっては適切な表現方法だと気づいた
といったもの。
まあ年を取ったんでしょう。
オリ〇ンチャートを毎週のようにチェックして憤ったりしたこともあったけど、細かいことに怒ったり嫌ったりするのは疲れちゃうし。
MISIAや小柳ゆきが「ラブマ」や「恋チュン」リリースしても絶対しっくり来なかっただろうし。
推しメン
数多あるアイドルグループの中で、なおかつグループの中でもメンバーが沢山いる中で、1番好きな子、1番推している子を「推しメン」と言う。
「推し方」については様々な形態があるけれど、私は単に「好きな子」的なニュアンスで捉えてる。
私の推しメンは、、、、
鈴木 香音ちゃん。(モー二ング娘。)
彼女のお顔やキャラクターについてはウィキペディアとかを見て貰えばいいかと思うけど、
あの弾ける笑顔や、ハリのあるパワフルボイス、ポテンシャルしか感じない「痩せたら美人」感とか、そういったものに惹かれたんですね。
モー二ング娘。もといハ口ープロジェクトは、ユーチューブにプロモやライブ映像を公式でバンバン見させてくれるので、もとい自宅の中で応援していました。
だがしかし、なかなかどうしてズッキ(香音ちゃんの渾名)が目立たない!!
ポテンシャルもあるのに、陰ながら応援している身としては、少しだけもどかしく感じていたり。
卒業発表
そうこうしてるうちに、ズッキの卒業のニュースが、全私を駆け巡った。
「ああ、やっぱそうか〜」
というのが正直な感想。
その少し前に、彼女と同時にグループに加入した子(同期の鞘師 里保ちゃん)が卒業したばかりで、
「次に卒業する子がいたら、もしかしたら…」
なんて考えていたりしたもので。
だけど、本当にポテンシャルしか感じない子で、まだまだこれから!
ズッキの時代来るべ!
と思っていたので、芸能界は完全に引退してしまうとの報せに、パソコンの前で寂しさ感じたりして。
アイドルグループでメンバーが卒業する時には、卒業ライブやらセレモニーやら、色々な商戦イベントが取り計らわれるのだけど、ズッキの場合も今年の春ツアーで全国を周り、その最終日に武道館でラストライブが。
さすがに武道館(平日)は無理だけど、地元での公演(休日)は行くべきなのでは?
いや、でも、アイドルのライブなんていったことないし、
コアなファンの人たちに囲まれてもノリを合わせられないかもしれないし・・・・
そんな葛藤を抱えながら、チケットを買うタイミングを逃し、
ライブ当日の朝を迎えることとなった・・・・
続く